初日は活動日誌にてMIYAKEさんが書いて下さったので後半二日目をKON視点で書きますw
朝6時頃起床。
前日の疲れは若干感じるものの肩や足のしびれ、尻擦れなどはいったん治まってる状況にちょっと安心。
各々に準備を開始し7:00に旅館を出発。
近所のコンビニで朝ご飯を食べて高知は南国方面へ60kmほど進みます。
出発直後、先頭はMIYAKEさんでしたが、のっけから35km前後巡航w
朝一のウォームアップ兼ねてとの事でしたが朝飯がまだエネルギーに変わってない状態だとついていくのがやっとwww
出発から45分、20kmほど進んだあたりでMASANOSUKEからこのペースだと後続千切れるので抑えてとお叱りを受けw
いったん休憩に入ります。
MAKOちゃんは顔面蒼白で吐き気があるとの事。
KOKAMIさんは笑顔で脚が売り切れてるだけです♪と何故か元気w
KE-さんは不死身のマッチョマンなので全然余裕そう( ゚Д゚)
TATSU兄、MASANOSUKE、MIYAKEさん達はロングライド経験が豊富なので疲れ皆無( ゚Д゚)
MAKOちゃんの様子を見ながら15km毎に休憩をはさみつつ道の駅やすへ。
海岸線沿いの自転車道路が快適であっという間でしたね♪
ここから15kmほど先に今日一番の難所である峠があって、徳島方面(大歩危小歩危)へ抜けていきます。峠のスタート地点にあるローソンにてMAKOちゃんが何度目かの嘔吐。
ここまで騙し騙し(MIYAKEさんがMAKOちゃんのリュックを背負い、坂は背中を押して上がるなど鬼介護もあり)来ましたが流石にこれ以上はMIYAKEさんにも影響が出てきます。
食事もまったく取れていない状態なので流石にこの状態で峠へ入るわけにもいかず酷ですがDNFを勧め、本人も承諾。
奥さんに車で迎えに来てもらえる事になったので、残りのメンバーはMAKOちゃんの見送りを受けながら峠へ。
自分は脚は元気なんですが、肩周りがハンドル荷重の影響とリュックの影響で痛くなっていました。ただ上りでは痛みを忘れられる(息が苦しくて意識が朦朧と出来る)のでこの峠でちょっと回復w
でも気温が高くなる12時過ぎだった事や無風で直射日光ガンガン受けつつ登ってたら流石に熱中症になったかな?ってくらい朦朧としました(^◇^)シヌカトオモッタ!
その後、大歩危峡沿いを延々下る下る、ちょい上り、下る。
昼飯予定地は祭りの影響でクローズだったので道の駅でさくっと済まし進む進む。
三時に起きたTATSU兄は昼寝したそうな顔です。寝てるの撮ろうとしたらおきたwww
20~30kmごとに休憩を挟み、気付けば残り60kmの地点まで。
ほとんど川之江手前の位置で事件が起きます。
道にせり出していた紫陽花に、疲れが出始めていたTATSU兄がぶつかりバランスを崩し道路へ。。。
車通りは少なかったのですが丁度車が来ていたのであわや衝突という状況でした。
車の方もブレーキが間に合い、TATSU兄も転倒せずに回避できたのでまさに危機一髪。
普段、自転車の操作に慣れていても、疲れが出てくると何が起こるかわかりませんので
改めて気を引き締めて行きましょうと(^◇^)
11号線へ出てひたすら新居浜方面へ爆走(^◇^)この時はほとんど惰性でペダル回してただけですねw最後に土居の峠を越えて池田のサークルKでフィニッシュ!
19時くらいだったので合計12時間のライド(休憩含む)でした♪
いやー走り切ったという達成感よりようやく家で風呂にはいれるっていう喜びが勝ってましたw体中臭いし、肩痛いし、靴脱ぎたいしwww😖
さて、最後にこのライドを総括してちょっと厳しい事を言います。
自身限界へのチャレンジはレベルアップになりますが、
無謀な挑戦は、この季節だと熱中症もですし、疲労による注意力散漫で事故を起こすなど命の危険もあります。
自転車は本当に一瞬の油断で大怪我や事故に繋がりますので自身のレベルを先ず知ったうえで、安全マージンをとっておかないと必ず周りに迷惑がかかります。
①先ずは体調が万全であるか。
万全でないならDNSという選択肢も厳しいライドにおいては必要だと思います。
『行きたい』と『行ける』は別物です。
将来的にブルベを目指すならここは自分でジャッジできるようにすべきです。
②次にルートイメージが出来ているか。
これは自分も反省すべき点ですが、走り出す前に自身でルートを確認する、
走行計画を立ててみるなどしてペース配分をしっかり考える事が大事です。
TATSU兄は仮想ルートを作り当日までに入念に走り込んできていました。
方法はさまざまですがマージンはしっかりとるべきです。
③後は当日までにどれだけレベルアップを図れるか。
これは付け焼刃程度にしかなりませんので普段からいかに走っているか顕著だと思います。
当日までに同等の距離を一人で模擬的に走っておくといいと思います。
だいぶ説教じみた話になりますが、今回メンバーの準備不足を感じました。
助け合ってクリア出来れば良いという考え方もグループライドにはありますが、
周囲の助けを最初から期待して走り出すのはただの甘えです。
今回MIYAKEさん、MASANOSUKEが終始フォローに回りました。
二人はロングの経験も多いので補給のタイミング、脚の節約、荷物含めた装備など万全でしたね。タフな二人でもそれだけ入念に安全マージンをとっているのです。
MAKOちゃんがDNFした事はある意味勇気ある決断だったと思います。
一緒に行きたい気持ち、ゴールしたい気持ちは強く感じました。
そんな中でもDNFを自身でジャッジする事もロングライドなのかなと思います。
どんなに万全の準備をしても不慮な怪我や体調不良は起こりえます。
それを根性論で無理すれば他の誰かの完走を犠牲にする結果になるかもしれません。
余談ですが海で素潜りをしていると上記が一層顕著です。
白波にさらわれて磯に叩きつけられても、離岸流に攫われて流されても、鮫に襲われても基本自己責任なので助けにいきません。助けに行くとこちらも死ぬからです。海は驚くほどあっさり死ねますからw)
有志ライドは写真や話を聞くと楽しそうですが、中身は想像以上にキツイ事だらけです。
(だからこそ後日談が楽しいのですw)
一度、参加したいと思っている人には考えて欲しいのですが、
グループライドだから一人よりも頑張れる、距離も走れる、確かにそれはありますが
限界を超えて何かを成せるわけではありません。
いきなり自身の限界を上回る挑戦をするのではなく、50km→100km→150kmを数回づつクリアし自身の経験値を上げる事が基本です。
中にはKE-さんのような驚異的な初心者もいますが、一般人はあくまで基本通りにですw
チャレンジするなというわけではなくてそれ相応の準備をして望んで下さい。
せっかくの楽しい自転車で怪我、病気、事故をしては意味がありません。
くれぐれも宜しくお願い致します。
こんさんが言ってることは最もですが、しっかり事前準備をすれば案外こなせると思います。初めての距離を走るときのワクワク感は、たまりませんし、クリアしたときの達成感、失敗したときの悔しさは次回へのモチベーションにもなりますよね。